illustratorで作業をしていると、挙動が怪しくなることがあります。
使用するマシンのメモリ搭載量やストレージの空き容量にも関係しますが、初心者のうちは無理な操作をしてillustrator自体に負荷をかけてしまい処理がおかしくなることが多いように思います。
さて、挙動が怪しくなったらどうすればいいでしょう?

再起動、その前に

マウス操作やキーボードのショートカットも全く受け付けなくなったら、いわゆる“固まった”状態ですので、illustratorを再起動していただきます。
場合によってはマシン自体も再起動が必要です。

ですが、忙しいときの再起動、可能なら避けたいですよね。
そこで、試してみてください。

正しい操作をしているのに、それが反映されない場合。
いま作業をしているドキュメントとは別に、新規のドキュメントを開きます。
その新しいドキュメントで同じ操作をしてください。問題なければ、illustratorの再起動の必要はありません。

作業しているドキュメントだけ挙動が怪しくなる、壊れるということがあるのです。
上記の判定方法は、要は問題の切り分けをしているわけです。
illustratorの操作に限らず、トラブル対処の第一歩は問題の切り分けなんですね。

まず落ち着いて確認を

ケアレスミスなのに、illustratorの問題だと思い込んでしまうケースもあります。

オブジェクトの「塗り」に色を指定したはずが、反映されない。
アウトライン表示になっていませんか?

特定のオブジェクトが選択できない。
そのオブジェクトがロックされていませんか?

また、急に日本語が入力できなくなったと困り果てる方が初心者には少なくないのですが、キャプスロックキーを知らずに押してしまっているケースが多いです。

原因を探し出して排除するより再起動したほうが手っ取り早いじゃないか…そう考える方もいらっしゃるかもしれませんが。
それでは、操作の経験値は稼げません。
トラブル対処を自分でやっていくことで、操作の熟度があがっていき、結果的に効率的でスピーディな仕事ができるようになるのです。

問題の切り分け、ケアレスミスしていないか確認といったことを日頃から意識して、illustratorのベテランになりましょう。

ご意見、ご要望などございましたらコチラまで、是非ご連絡ください。

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