数週間前の夜中、ぼんやりと天井を眺めていたら、
ふと「はっΣ(・ω・ノ)ノ 叙述トリックが読みたい」となりまして、
密林さんで本をぽちっとな(*´∇`*)
としてしまったデトックス花ですー皆様、こんにちは。

皆さまは叙述トリックというものをご存知でしょうか?
ミステリー小説で使われることの多い手法で、
簡単に言うとあることを【あえて書かない、伏せること】によって、読者に
真実をミスリードさせ、最後にどんでん返しを仕掛ける手法です。
例えば、現在の物語だと思っていたら、過去の物語だった、とか。
男性だと思っていた登場人物が女性だった、とか、そういうものです。

この叙述トリックで有名な小説が今回ご紹介する
綾辻行人先生『十角館の殺人』です。

この小説も十年以上前に図書館で借りたことがあるのですが、
結局読まずに返却して、今回読んだわけです(そういうの多いな私)

あらすじはこんな感じです

1986年3月26日、大分県K**大学・推理小説研究会の一行は、角島(つのじま)と
呼ばれる無人の孤島を訪れた。彼らの目当ては半年前に凄惨な四重殺人事件
発生した通称・青屋敷跡と、島に唯一残る「十角館」と呼ばれる建物である。
彼らはそんな島で1週間を過ごそうというのだ。
一方その頃、本土では、研究会のメンバーに宛てて、かつて会員であった中村千織の
事故死について告発する怪文書が送りつけられていた。
怪文書を受け取った1人である江南孝明は、中村千織の唯一の肉親である中村紅次郎を訪ねる。

四重殺人事件
約半年前の1985年9月20日、当時島に住んでいた中村青司の自宅が全焼。
焼け跡から中村夫妻と使用人夫妻の計4名が他殺体で発見された。
当日島を訪れていた庭師が行方不明となっている。

中村千織の事故死
約1年前の1985年1月、研究会で開催された新年会の三次会で、
急性アルコール中毒から心臓発作を誘発したことによって死亡。

以上wikipediaより

四重殺人事件が半年前に起こった島で、新たな殺戮が始まる。
孤島で起こる連続殺人の犯人は? そして、
K**大学・推理小説研究会のメンバーは生き残ることができるのか?
ざっくり言うとそんな話です。
前半の盛り上がりはやはり島で起きる連続殺人の行方です。
島に到着した翌日、テーブルの上に人数分の謎のプレートが用意されていて

そこには
「第一の被害者」「第二の被害者」「第三の被害者」「第四の被害者」
「最後の被害者」「探偵」「殺人犯人」
と書かれていました。

誰かのいたずらかと思いつつも気味が悪いと思っていた翌日、
第一の殺人が起きてしまいます。そこからは、次々に様々な方法で
推理小説研究会のメンバーは殺されていきます。
推理小説研究会のメンバーは推理小説好きの知識を生かし、
犯人を特定しようと試みますが、はたして殺戮を止めることはできるのか、
というのが気になり、本を読む手が止まりません。
読んでいくうちに、メンバーに愛着がわきますので、
ああ、あのキャラクターが死んでしまった悲しいーとなったり笑

そして時を同じくして、本土の方では過去の四重殺人事件を調べ直すことに
なり、四重殺人事件の真相が明らかになるにつれて、
島で現在起こっている殺人事件と重なる点も出てきます。
犯人は誰なんだろう、とこれまた本を読む手が止まりませんっ

私は以前に同じ作者の本を読んでいたので、ある程度犯人に
予想がついてしまったのですが、それでも、犯人は君かとなりました。
ネット上でも「衝撃の一行」と言われている通り、その一行はなかなか
感慨深いものがあると思います。
叙述トリックなんて騙されてなんぼなので、綺麗に騙されて、
すかっと真実が分かるのが楽しいと思います。
頭を空っぽにして、是非こちらの小説に騙されてみてください

それでは今回はこの辺で。
ご清覧ありがとうございますー

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