岩崎です。

突然ですが、紙の原料はパルプ(木材)です。

そのパルプも今では成長の早いユーカリなどを計画的に植林し、使用しています。
5年ほどで成木となるので植林というより栽培に近い感覚です。(決してアマゾンのジャングルやタイガの森を伐採していません。)
そんなパルプが手のひら大のチップになって船でやってきます。
そしてパルプチップは溶解釜で薬品と一緒に焚かれ、必要な繊維質を取り出します。

繊維質以外の成分、これが燃料になって溶解釜やボイラー、発電用タービンをまわします。
つまりパルプは紙を作りながら、紙を作る工程に必要なエネルギーも提供してくれるのです。
おまけにその灰はセメントの原料に。すばらしい有効活用です。

では再生紙はどうでしょうか?

私共プリントビズにおいても主要商品において採用しておりますが
「地球にやさしい!」「環境対策!」と再生紙はエコロジーの代名詞にもなっており、官公庁や大手企業からの出版物においては「100%再生紙」指定の物が多いのも事実です。

古紙率100%の紙などを使用していると環境問題に貢献しているなぁ。と感じます。
しかし古紙の再利用は繊維質を取り出すことはできても、パルプのように燃料となる副産物が出ません。
結果、化石燃料でボイラーや発電用タービンをまわさないといけなくなってしまいます。

どちらが環境に、地球にやさしいのでしょう?
今大手製紙メーカーでは再生紙の見直しが行われています。
古紙率を調整することで化石燃料の使用を抑えようとしているのです。
何でも100%が良いとは限らないみたいですね。

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