suzuki.jpgこんにちは。久しぶり登場の鈴木です。

この度、プリントビズから新商品「オリジナル消しゴム」が登場しました。

実はこの消しゴムの製造をお願いしているのが、株式会社サクラクレパス様 です。

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先日、実際に消しゴムが製造される所を見学させて頂きましたので、今日はそのリポートをお届けします。
工場内はとても奇麗で皆さんテキパキと仕事をこなされています。
消しゴムの主な原料は塩化ビニル樹脂で、それに可塑剤を加えて熱成形を行い、 断裁して出来上がるそうですが、熱を加えすぎると固くなって消えが悪くなり、原材料の配合と温度と時間がノウハウなんだそうです。
ラインでは大きな消しゴムの板が流れて行き、次々と断裁され製品となる消しゴム達が誕生してしていきます。
最後に人の目で検品をされているのですが、「えっ、これのどこがダメなの?」と思う小さな汚れや異物も瞬時に発見して、取り除かれて行く様はさすがプロという感じです。


プリントビズでは無香料の消しゴムをご提供するのですが、消しゴムと言えばイチゴとかメロンとか美味しそうな匂いを思い起こしてしまいます。
工場でも匂い付きの消しゴムも作られていましたが、実はこの香料は主に食品香料を使用し、安全性に配慮されています。


ところで、一般的に「消しゴム」と言われているのは、実は生ゴムを素材とした「砂消し」などを指すものだとご存知でしたか? 私たちが、普段消しゴムと言っているのは塩化ビニル樹脂を素材としたもので、「字消し」と呼ばれているようです。
「砂消し」は主にボールペン等で書いたものを消すのに使い、紙ごと擦り取って文字を消すのに対して、「字消し」は鉛筆等で書いたものを消すのに使います。
文字が消える仕組みは、「砂消し」の様に紙を削るのでは無く、塩ビ樹脂に鉛筆のカーボン粒子を吸着させ、絡め取っていくのだそうです。
(ややこしいので以下の「消しゴム」という表現は「字消し」の事で進めさせて 頂きます。)
どれだけ消せるかはJISで規定された試験があるそうで、サクラクレパス様の消しゴムの性能 は日本でもTOPクラスなのだそうです。
実際に使っていますが、本当に良く消えます。 ちなみに、色や香りが着いても性能は変わらないそうです。


出来上がった消しゴム達は次にスリーブ(消しゴムケース)に入れる工程に進みます。
機械のライン上で印刷されたスリーブが折られ、消しゴムに巻き付き、両端が接着され出来上がり、最終検品をして箱に収められます。
プリントビズの「オリジナル消しゴム」の何がオリジナルなのか?はこのスリーブがお客様のオリジナルデザインなのです。
色は2色または1色刷りの仕様なのですが、PET樹脂加工が施され非常に奇麗な仕 上がりとなります。
とても良く消えるサクラクレパス社の消しゴムと「お客様のオリジナルデザイン」のスリーブとのコラボレーションが、プリントビズの「オリジナル消しゴム」となるわけです。 このスリーブ、只の飾りではありません。


裸の消しゴムを筆箱や下敷きの上に暫く放置していたら、くっついてしまった経 験はありませんか?
紙に厚みを持たせ、消しゴムがくっつかないようにするのがスリーブの重要な役 目なのです。
消しゴムを使った後は必ず、スリーブに入れて保管しましょう。
消しゴムは高温な所に保管しなければ、数年はその品質を保ってくれるようです。


身近なものとして、長い間使って頂けるのもとして、消しゴムには大きな存在感 を感じます。
記念品として、またスリーブにお店や会社のURLや電話番号を印刷して、お手軽 な宣材としてご利用されては如何でしょうか?
商品は小さいですが、宣伝効果は大きいと思いますよ。

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