目立たせたい部分に効果的な、鮮やかな赤
チラシの内容で価格やタイトルの部分など、特に目立たせる場所によく使われるハンコの朱赤のような色を、印刷用語で「金赤」と呼ぶことがあります。元々の「金赤」という言葉は、江戸切子というガラス工芸で、赤の色を発色させる為に金を使用した事から金赤と言われるようになったそうです。
特色印刷をする場合、DICのカラー番号DIC159またはDIC565がよく「金赤」として利用されます。
また、印刷会社の用語としてイエロー100%とマゼンダ100%(シアンとブラックは0%)の状態を「金赤」と呼ぶこともあります。(印刷会社やデザイン会社によってその定義が異なる場合があります。)
これから、秋から冬にかけて暖色系の色が入ったフライヤー・チラシ印刷の制作も多くなるかと思います。少し黄味がかった鮮やかな金赤でチラシの内容を引き立ててみませんか?
印刷用語の「赤」は一般でいう赤じゃない!?
印刷用語として「赤(紅)」とは、マゼンダ100%のことを指します。(その他、シアンを「藍」、ブラックを「墨」と呼んだりします。)
学生の時に使った絵の具の赤色や信号機の赤色など、一般でいう「赤」のイメージは金赤に近い色なのかもしれません。
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