オンデマンド印刷は、小ロットでも安価で早くできる印刷方式です。
10部から印刷が可能なので、少しだけ早くほしい時に、カラーコピーよりも
早くやすく印刷することができます。

このオンデマンド印刷を上手に使って、提案・仕事の幅を広げて行きましょう。



試し刷りに

オフセット印刷するまえの試し刷りに使うと、実際の印刷に近いものを校正として
出すことができます。

プリントアウトするよりはきれいに仕上がるので、クライアント向けに10部20部と
校正用に提供できるので、刷り上がったときの色が違うなどのクレームを避けることができます。

また、冊子印刷の場合に使うと、少ない部数を安価で冊子を作成できます。
とりあえず客先や関係各所のみに配るだけだから30部だけほしい、という場合に最適です。



たくさんの種類を少しずつ

例えば名刺の場合、「いろんなパターンを50部ずつ持ちたい」というときにも使えますね。
お客様によって渡す名刺のデザインを変えたり、季節によって変えてもよいです。

表面に自分の血液型を入れて、裏面にそれぞれの血液型と性格をいれて、
その人の血液型名刺を渡すことで、会話のきっかけを作っていた営業マンがいました。

各100部ずつでは多いのですが、30部ずつを4種類と少ない枚数で持つことができます。
また、一つの名刺がなくなったら、その血液型名刺だけ印刷すればよいので、
小ロット印刷は便利です。

サークルやファンクラブ、同窓会などの会報やフォトギャラリー冊子の印刷に使うことで、
不必要な在庫を抱えることもなく、しかも早く安価で作成することができます。

足りなくなったり再印刷の場合も、10冊20冊と小ロットで高品質な冊子を作成することができます。



オンデマンド印刷に向かないこと

小ロットでもオンデマンドに向かないものがあります。
印刷後、熱が加わったり、こすれることが多いものは、印刷の性質上オンデマンド印刷には
向きません。

また、トナー方式で印刷するので、ベタ部分の面積が大きなもの、肌の色を美しく
見せなくてはならないもの、繰り返し印刷するものは向きません。

色のムラが出たり、前回と同じ色にならないなどが状態が出やすい為です。

ですので、一回のみ印刷のものや、ベタ面が多くないものに向いています。
名刺でも、あまりベタ面が多い場合はオフセット印刷にするか、小ロットでなければならない場合、
ベタ面が少ないデザインにするなどの対応が必要です。



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【まとめ】

オンデマンド印刷は、安価で納期が早くコストパフォーマンスに優れていると思われがちですが、「ちょっとだけ欲しいんだけど」という小回りが利く印刷方法と言えます。

小ロットでなくても良いものや、継続して印刷するものなどの場合は、納期・部数を調整し、オフセット印刷をご提案することも考慮しましょう。

ご意見、ご要望などございましたらコチラまで、是非ご連絡ください。

〒540-0005 大阪市中央区上町1-19-4 北東工業株式会社 プリントビズ事業部
メールアドレス:info@printbiz.jp
フリーダイヤル:0120-132-768(インサツ ナラバ)
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