今回は、デザインをするうえでの基本姿勢についてのお話しを。職業、仕事としてデザインをする場合には、こういうスタンスで、というお話しです。

顧客の頭の中にはイメージがあります

DMにしろチラシにしろ、それを作りたいと思った時点で顧客の頭の中にはイメージがあります。イメージといいますか、言い換えると“理想の完成形”があるものです。
多少極端な話をしますと、そのイメージ通りに、顧客が自分でデザインするのが最も効率的です。

ですが、多くの場合、できません。

顧客はillustratorやPhotoshopなどの道具を使えない、さらに持っていないというケースがほとんどだと思います。そこで、道具(ソフトウェア)もスキルも、経験も持っているプロに頼むのですね。

頭の中にあるイメージを形にして欲しくて、プロのデザイナーに発注するのだということを、まず認識しておきましょう。
我々は、顧客の代わりにプロの作業をし、代価にギャランティをいただくわけなのです。

整列して移動で正確に

顧客の頭の中にある “理想の完成形”は、目に見えません。
それを目に見えるカタチにするのがデザインに携わる者の仕事です、が、ここで大変なのがデザインする側にも見えないということなのです、顧客の “理想の完成形”が。

見えないものをカタチにするため、どうすればいいでしょう。
繰り返し辛抱強く、ヒアリングするしかありません。

なんとか歩みよって…これはデザインする側が顧客に歩み寄らなければならないのですが…何度もヒアリングし、またカンプを提示して要望を汲み取りましょう。

ある意味、優れたセンスや色彩感覚よりも、顧客の要望を汲み取る能力のほうがデザイナーにとって重要なのではないかとさえ、私は思います。

どんなにセンスの良いもの、洗練されたものを提示するより、顧客の要望を叶えている仕事こそが顧客満足度が高くなると思います。
そうして、次の仕事に繋がれば最終的には自分にとってもプラスになるのではないでしょうか。

ご意見、ご要望などございましたらコチラまで、是非ご連絡ください。

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