様々な加工を駆使して、まさにアイキャッチとなるようなテキストを作成することがあります。
遊戯店の新聞折込みチラシなどで、ギラギラとした金属感のテキストや、燃え上がっているようなテキストを見かけたことはありませんか?

Photoshopで作ります

金属のような、また燃えているようなテキストはPhotoshopで作成します。
illustratorでやろうとすると困難ですが、Photoshopのレイヤースタイルやフィルタを使えば割と簡単に作成できるんです。

ただ、このときに気をつけていただきたいのが解像度です。
グラフィックデザイン、つまり最終的に印刷をする前提で作成する場合は350dpiの解像度が必要となります。
このことを知らずに作成してしまうと、Photoshopの画面では美しい加工ができたように見えても、いざ印刷してみるとジャギーが酷くて使い物にならないという窮地に追い込まれます。

まず新規に開く時点で要確認です

さて、加工したテキストを作成する場合というのは、既存の画像を開いて編集するのとは違い、まったく何もないところから作り始めます。
言い換えると新規に何もないカンバスを開いて作り始めるわけです。
解像度も重要ですが、ここで新規に開くカンバスのサイズも重要になります。

たとえばレイアウト上、キャッチーなテキストが横W200mm×H100mmの大きさで必要だとすれば、Photoshopで新規ダイアログを開き「幅」に200mm「高さ」100mm、「解像度」に350pixel/inchと入力してください。
単位を適切に設定してあげてくださいね。解像度の“pixel/inch”はppi=dpiです。

ちなみに私の場合は、まずillustrataorでテキストを文字組みしてフォントや字詰めなど細かく調整しておいてから、テキストを選択してクリップボードにコピーしておきます。
そうしておいてからPhotoshopから新規で、プリセットを「クリップボード」にしてカンバスを開きます。
自動的に適切なカンバスサイズが設定されますので、楽です。もちろん解像度は350pixel/inchに設定します。

このやり方は、illustratorのほうがPhotoshopよりも文字組みを詳細に設定し易いから、という理由もあります。
あとはテキストをピクセルとしてペーストして、レイヤースタイルやフィルタを駆使して加工します。

いかがですか。
様々な質感に加工されたテキストを作成して、表現の幅を広げてみましょう。

ご意見、ご要望などございましたらコチラまで、是非ご連絡ください。

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