illustratorでデフォルトで様々なものが用意されています。
ですが、これは要らないかもしれない…と思ったことがないでしょうか。
今回は「スウォッチパネル」を例にあげて、最初からあるものを捨ててみるというお話しをいたします。

色とりどりカラフルですが

さて「スウォッチパネル」ですが。様々な色が、スウォッチとして格納されているパネルです。
ある意味、初心者の方ほど馴染みのあるパネルではないでしょうか。
グラフィックデザイン、DTPにおいては「カラーパネル」でCMYKのパーセンテージの組み合わせで色を作るのを推奨したいところなんですが、それが面倒なのか「スウォッチパネル」から色を選択してしまう方が少なくない印象です。

ここで「カラーパネル」じゃなく「スウォッチパネル」を使うことの是非は於いておき、使うにしても沢山のスウォッチが並んでいる中から選ぶのは手間に感じませんか?という問題提議をしてみたいのです。

そこに並んでいるスウォッチ、全部使いますか?

私は、いったんスウォッチを捨ててしまいます。
デフォルトで用意されているスウォッチが邪魔だからです。

捨てるとスッキリします

なぜデフォルトのスウォッチが邪魔なのか。
どのスウォッチがどういう色か、どういうCMYKの組み合わせか、パッと見てわからない中から目的の色を選択するのが手間に感じるのです。

また、「スウォッチパネル」の活用法は自分でスウォッチを登録することだとも考えています。
ここで、たとえばザックリと『黒』という色にしても「K100」の他に「K99」や「C10M0Y10K100」といった『黒』を自分で登録していくと、どれがどれだか判らないという混然とした状態になってしまうわけです。

これらを避けるため、最初にほとんどのスウォッチを捨てます。そして、そのデザインで自分が使う色だけを登録していきます。
ひとつのデザインで使う色というのは多くて5〜6色ですから、とてもスッキリとした「スウォッチパネル」になります。

まず「カラーパネル」で色を作り、作った色だけを「スウォッチパネル」に登録する。
皆さんも試してみられませんか、スッキリしますし色について無駄なことを考えずに済みますよ。

ご意見、ご要望などございましたらコチラまで、是非ご連絡ください。

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