通常カラーの印刷物はCMYKという4色で印刷されていると言う事は、過去のブログにもたくさん書かれてきました。(記事検索でCMYKを検索してみて下さい)
でも、どうやってCMYKに変換するのかについてはほとんど記載されていませんし、専用のDTPソフトを 使うしか無いの?っと思われている方も多いのではないですか。
そこで今回、高価なPhotoshopなどを使わずに、印刷に適したCMYK画像に無料で変換する方法をご紹介いたします。
ただし、 そこは無料ですので、ちょっとした手間を惜しまずに頑張ってみて下さい。
また、全ての環境で試したわけではありませんので、動作やその結果について保証するものではありません。自己責任においてご利用ください。
まず、印刷に適したCMYK変換を行う為に、ICCプロファイルというものを利用します。
ICCプロファイルとは、荒っぽく言ってしまえばRGBとCMYKの色変換テーブル表の様なものです。
RGBのこの色は、CMYKならこの色と言った具合の変換値が記載されています。
印刷の標準化を図る一般社団法人日本印刷学会 ならびに一般社団法人日本印刷産業機械工業会が実施運営するJapan Color認証制度というものがあり、その基準となる印刷情報としてJapan Color 2001 iccプロファイルは、最も普及しているプロファイルの一つです。

プリントビズもJapan Colorの認証である、標準印刷認証・マッチング認証・プルーフ認証すべてを取得している、全国でも13社しかない1社です。(平成25年10月現在)
当社では、印刷用プロファイルはJapan Color 2001の最新版であるJapan Color 2011プロファイルを使用しております。
このプロファイルを利用してRGBからCMYKに画像を変換いたします。
変換する方法は、ご利用なっているパソコンのOSで違ってきます。
まずはWindows OSからですが、こちらはすばらしいフリーウェアが出ています。Windowsカラーマネジメントに造詣の深いやんま まさんが出されているColonというものです。
詳しくは、作者でもあるやんま まさんのブログに記載されていますのでそちらを見て頂くとして、簡潔に(ざっくりと)説明しますと、
①本体のcolon-1.2.4.zipをダウンロードする。
②変換用ICCプロファイルをダウンロードする。
Windowsの場合、iccプロファイルを右クリックでプロファイルのインストールを選択してインストールして下さい。
③Adobe CMMをインストールする。
④.NET Framework4 Client Profileをインストールする。(Windows 8なら必要なし)
これで準備完了です。
Adobe CMMは無くても問題ないようですが、これを使う事でPhotoshopなどAdobe製品での変換と同じに変換ができるそうなので、是非おすすめいたします。
利用方法は、Colonを起動した後、変換したい画像を画面にドロップして登録。変換方法を選択して書き出す。たったこれだけです。

さてMacintosh OSの場合、OS X 10.4以降から付属されているAutomatorというアプリを利用します。
そのほかにもApple Scriptを使う方法などもあるのですが、スクリプトを書かずにマウスだけでできてしまうAutomatorは断然便利です。
それでは前準備として、変換用ICCプロファイルをダウンロードしておきます。
ファイルの置き場所は、/Library/ColorSync/Profilesの中に入れます。
次にAutomatorを起動しアプリケーションを作成します。(解説はOS X10.9に付属のVer.2.4です。)

最も簡単に変換するには、「ColorSyncプロファイルをイメージに適用」をライブラリーから追加し、その際「Finder項目をコピー」アクションを追加するのかというダイアログが出ますので、追加して下さい。

後は、「ColorSyncプロファイルをイメージに適用」にプロファイルの選択項目がありますので、Japan Color 2001 CoatedもしくはColor 2011 Coatedを選択し、ワークフローをアプリケーションとして名前を付けて保存します。1分も掛かりませんでしたね。

この出来上がったアプリケーションに変換したい画像をドロップすると、CMYKに変換したコピー画像が出来上がります。

今日ご紹介したのは、単純に印刷用のCMYK画像に変換するだけのものです。絵柄を印刷できれいに変換してくれるわけではありません。
暗い写真は変換すれば暗い画像になりますし、RGBの蛍光色などはCMYKに変換する事でくすんだ色にもなります。
変換を行う前に、できるだけ自分の気に入った絵柄に調整しておく事が必要です。
そして何よりもモニターの調整をしておくことも大前提と言えます。
このあたりのお話は、また別の機会とさせて頂きます。
しかし、そんな面倒な事はやってられない。なんか簡単にという方の為に、プリントビズでは有償サービスとして画像編集サービス「らく像」を展開しております。
画像をきれいに調整するところから 、画像の切抜きや合成なども承ります。
ぜひ一度ご利用頂ければと思います。
でも、どうやってCMYKに変換するのかについてはほとんど記載されていませんし、専用のDTPソフトを 使うしか無いの?っと思われている方も多いのではないですか。
そこで今回、高価なPhotoshopなどを使わずに、印刷に適したCMYK画像に無料で変換する方法をご紹介いたします。
ただし、 そこは無料ですので、ちょっとした手間を惜しまずに頑張ってみて下さい。
また、全ての環境で試したわけではありませんので、動作やその結果について保証するものではありません。自己責任においてご利用ください。
まず、印刷に適したCMYK変換を行う為に、ICCプロファイルというものを利用します。
ICCプロファイルとは、荒っぽく言ってしまえばRGBとCMYKの色変換テーブル表の様なものです。
RGBのこの色は、CMYKならこの色と言った具合の変換値が記載されています。
印刷の標準化を図る一般社団法人日本印刷学会 ならびに一般社団法人日本印刷産業機械工業会が実施運営するJapan Color認証制度というものがあり、その基準となる印刷情報としてJapan Color 2001 iccプロファイルは、最も普及しているプロファイルの一つです。

プリントビズもJapan Colorの認証である、標準印刷認証・マッチング認証・プルーフ認証すべてを取得している、全国でも13社しかない1社です。(平成25年10月現在)
当社では、印刷用プロファイルはJapan Color 2001の最新版であるJapan Color 2011プロファイルを使用しております。
このプロファイルを利用してRGBからCMYKに画像を変換いたします。
変換する方法は、ご利用なっているパソコンのOSで違ってきます。
まずはWindows OSからですが、こちらはすばらしいフリーウェアが出ています。Windowsカラーマネジメントに造詣の深いやんま まさんが出されているColonというものです。
詳しくは、作者でもあるやんま まさんのブログに記載されていますのでそちらを見て頂くとして、簡潔に(ざっくりと)説明しますと、
①本体のcolon-1.2.4.zipをダウンロードする。
②変換用ICCプロファイルをダウンロードする。
Windowsの場合、iccプロファイルを右クリックでプロファイルのインストールを選択してインストールして下さい。
③Adobe CMMをインストールする。
④.NET Framework4 Client Profileをインストールする。(Windows 8なら必要なし)
これで準備完了です。
Adobe CMMは無くても問題ないようですが、これを使う事でPhotoshopなどAdobe製品での変換と同じに変換ができるそうなので、是非おすすめいたします。
利用方法は、Colonを起動した後、変換したい画像を画面にドロップして登録。変換方法を選択して書き出す。たったこれだけです。

さてMacintosh OSの場合、OS X 10.4以降から付属されているAutomatorというアプリを利用します。
そのほかにもApple Scriptを使う方法などもあるのですが、スクリプトを書かずにマウスだけでできてしまうAutomatorは断然便利です。
それでは前準備として、変換用ICCプロファイルをダウンロードしておきます。
ファイルの置き場所は、/Library/ColorSync/Profilesの中に入れます。
次にAutomatorを起動しアプリケーションを作成します。(解説はOS X10.9に付属のVer.2.4です。)

最も簡単に変換するには、「ColorSyncプロファイルをイメージに適用」をライブラリーから追加し、その際「Finder項目をコピー」アクションを追加するのかというダイアログが出ますので、追加して下さい。

後は、「ColorSyncプロファイルをイメージに適用」にプロファイルの選択項目がありますので、Japan Color 2001 CoatedもしくはColor 2011 Coatedを選択し、ワークフローをアプリケーションとして名前を付けて保存します。1分も掛かりませんでしたね。

この出来上がったアプリケーションに変換したい画像をドロップすると、CMYKに変換したコピー画像が出来上がります。

今日ご紹介したのは、単純に印刷用のCMYK画像に変換するだけのものです。絵柄を印刷できれいに変換してくれるわけではありません。
暗い写真は変換すれば暗い画像になりますし、RGBの蛍光色などはCMYKに変換する事でくすんだ色にもなります。
変換を行う前に、できるだけ自分の気に入った絵柄に調整しておく事が必要です。
そして何よりもモニターの調整をしておくことも大前提と言えます。
このあたりのお話は、また別の機会とさせて頂きます。
しかし、そんな面倒な事はやってられない。なんか簡単にという方の為に、プリントビズでは有償サービスとして画像編集サービス「らく像」を展開しております。
画像をきれいに調整するところから 、画像の切抜きや合成なども承ります。
ぜひ一度ご利用頂ければと思います。