皆さまこんにちはー

4月になりましたねー。春ですねー。
春夏秋冬関係なく、今日も今日とてデトックス花は本を読んだり、
家でダラダラしておりますが、お花見には行きたいですねー。

行きたいなーと思っていたら、散ってしまっているのが
毎年のこと。むむむ。

まぁ、そんな感じで春なんで、何か春に関係のある本でも
ご紹介しようかと思ったのですが、特に思いつかなかったので、
全然関係のない本をご紹介します、よ

今回は羅川真里茂先生『赤ちゃんと僕』です。

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あらすじというか概要はこんな感じです。

主人公は小学5年生の男の子で、
ある日突然、事故により母親を亡くし、2歳の弟の面倒を
みなければならなくなる、という話です。
父親ももちろん家事を行うのですが、
いかんせん仕事が忙しく、母親役を突然することに
なってしまった小学生の男の子の苦闘が前半には描かれています。

また主人公と主人公を取り巻く人たち、
主人公の同級生、保育園の人たち、同じ町内の人たち、たまたま出会った人、
など様々な人たちの物語が1話から数話で描かれていきます。

例えば主人公が声変わりを迎えることにより、
成長や自立に対する不安を抱く話を描いたり、
主人公のクラスで嘘つきと嫌われている女の子の話を描いたり、
お隣のご夫婦のドラ息子の話を描いたり、
たまたま出会った認知症のご老人の話を描いたり。

など、様々な年代の様々な人たちのドラマが展開するので、
非常に面白いのです。
個人的にはうさぎのさちこちゃんの話は悲しすぎて、
当時しばらく引きづりました

ある日主人公と弟が林の中で出会ったうさぎ。
そのうさぎはとある大学生の男の子が飼っていたのですが、
ペット禁止のアパートで大家にバレてしまい、泣く泣く林の中に捨てた
ものの、捨てきれず、林の中で飼っているといううさぎでした。
で、そのうさぎの名前がさちこちゃんで、
その大学生の男の子の初恋の相手の名前でした。
まぁ、彼は9歳で幸子ちゃん(人間の方)に恋をして、
幸子ちゃんが15歳の時に転校してからもずっと好きで、
手紙などのやりとりをしていて、大学生になって、
やっと上京して彼女の元にやってきたという12、13年に渡る長い片想い
(本人は両想いという)を抱えていたわけです。
離れている間も手紙や電話のやり取りなどをずっと行っており、
仲は良かったのですが、上京して実際に会うと幸子ちゃんの
態度は急変し「会うのをやめましょ」と言われてしまった、という。
でも彼女はそれだけしか言わず、明確な理由は言ってくれませんでした。
なので、彼は辛くても同じ大学に居続けるのですが、
ある日、幸子ちゃんと彼女の友達が、自分の悪口を言っている
ところに遭遇してしまい・・・。

という話です。
こっからの展開が急すぎて、当時、
えΣ(゚д゚;)!!
となりましたよ。

このうさぎのさちこちゃんの話のオチは是非、
実際に読んでみてくださいー。
ちょっと昔の漫画ですが、非常に面白い漫画ですので、
是非是非ですー

それでは今回はこの辺で。
ご清覧ありがとうございますー。

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