皆様、こんにちは。デトックス花ですー
去年から一人暮らしを始め、初めて過ごす一人の冬。
ガス代の高さに驚愕する日々です。毎月毎月めっちゃガス代上がる(((( ;゚д゚)))ヒ〜

よいガス代節約術がありましたら、是非プリントビズまで(おい)
それはそれとしまして、本題にまいりますー。

今回ご紹介するのは沙村広明先生『波よ聞いてくれ』です。

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内容はこんな感じです。

札幌市のスープカレー屋で働く女性・鼓田ミナレは、光雄という男性と交際していたが、
彼に金を騙し取られた上に失恋の憂き目に遭う。その後、ミナレは酒場で知り合った
麻藤兼嗣という男性を相手に自身の失恋について愚痴るが、翌日、麻藤に語った話が
ラジオで流れているのを耳にする。実は麻藤は地元のラジオ局・藻岩山ラジオ局
(以下「MRS」)のディレクターで、ミナレの話を密録し、それを生放送番組で
流していたのだった。ミナレはMRSに乗り込むが、そこで再会した麻藤に言いくる
められ、番組でアドリブトークを披露することになる(Wikipediaより)

とりあえず、破天荒な主人公ミナレさんと個性的な面々がおりなす
テンション高めなラジオのお話です。
ギャグ漫画なのか、恋愛漫画なのか、最初読んだ時は判断に困る、
というのが正直な感想でした( ̄▽ ̄;)!!

導入は王道な感じで、ラジオ局のディレクターに見初められた
ミナレがラジオDJの道を歩み出す、という感じなのですが、
そこからが微妙に王道から外れていると言いますか、
このままミナレさんがラジオ道を突き進んでいくのかと思ったら、
そうでもなく、カレー屋で働きつつ、ラジオもやりつつ、
という日常的な話を続いていきます。
これはカレー屋さんの話なのか、ラジオの話なのか、
それとも恋愛の話なのか・・・主題はどこ
と困惑しつつも、何故か面白い。
基本的に登場人物の会話とか、台詞が面白いんです。
言い回しが個性的と言いますか、
日常の会話をしているだけなのに、くすっと笑えて
(爆笑ではない)面白いんです
もちろん笑える台詞だけではなく、真面目な台詞もあって、
そんな時は共感したり、熱くなったりもします。
会話がメインな話でもあるので文字量が多い。
多いけれども、それが苦痛ではなく、引き込まれていってしまう
台詞まわしのうまさには脱帽です。
ちなみに、先ほど主題はどこにあるのと言いましたが、
4巻の作者あとがきにて、この漫画は恋愛漫画だということが
はっきりとわかりましたので、これは破天荒な主人公がおりなす
恋愛漫画です。今後、カレー屋さんで、ラジオ局で
恋の嵐が吹き荒れる・・・のかもしれません( ̄▽ ̄;)!!
まぁ、それは作者のみぞ知る、です。

『さて!
 本日より正式に始まりました鼓田ミナレの【波よ聞いてくれ】
 この番組はですね。
 他人に何度も迷惑をかけて生きている人
 大事な人を傷付けてしまった人
 人生の選択を間違いまくっている人
 とはいえ自分の人生をなかった事にはできないし
 なかった事にはしたくない
 ただただ挽回したい。
 そんなダメ人間の集う人生リハビリ番組になる予定ですうう』


破天荒な主人公。鼓田ミナレさんの生き様を
是非読んでみてくださいー。

それでは今回はこの辺で。
ご清覧ありがとうございますー


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