皆様、こんにちは。デトックス花ですー
皆様は美術館に行かれますか?
私はたまに絵を見たくなって出かけるのですが、
正直絵の知識もないし、自分で描いてみてもとても下手くそでして( ´_ゝ`)ショボ
でも見ることは好きなんです!
だいたい色使いとか画家の背景とか美術館に書かれている解説を読みながら、
わかった気になって見ているのですが、
ちょーっと絵のことも勉強してみたいなぁ、なんて思って読んでみたのが、
今回ご紹介する山田五郎先生の『知識ゼロからの西洋絵画史入門』です。
紀元前から現代まで絵画の歴史を簡単に要点を絞って説明してくれる本です。
本当に知識ゼロの私でも何となく絵画の流れを把握することができました
紀元前のギリシャ、ローマの絵画の特徴。
その流れを汲んで、生まれてきた写実的な描写。
遠近法と立体感を出すための陰影がどんどん洗練されていき、
ルネサンスのダ・ビンチやミケランジェロで完成されていきます。
元々は宗教絵画がメインだった時代から、
民主主義が生まれ、絵画の世界も歴史的事件や民衆を描くようになり、
写真の発明から、写実的な絵よりも画家の内面を描いたような作品へと転化していきます。
今まで積み上げてきた写実生という枠組みを壊して、
ピカソやダリ、最終的には現代のアートに繋がっていきます。
絵の歴史を追っているのですが、それは人間の歴史そのもので、
この本を読んでいると、壮大な歴史の流れに想いを馳せることができました(●´ω`●)
その時代時代の絵の特徴を分かりやすく解説してくれますし、
その時代の代表的な画家の作品もカラーで載っているので、
見ているだけでも非常に楽しい
自分のお気に入りの一枚が見つかるかもしれません!
絵画に興味がある方もない方も是非ー。
それでは今回はこの辺で。
ご清覧ありがとうございますー
ご清覧ありがとうございますー