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こんにちは、トントロです。


前回、印刷後の用紙が断裁されるまでの工程をご紹介させていただきました。



下の図ですが左側のレイアウトがヌリタシ有りで OK のデータ、

右側のレイアウトがヌリタシの無いデータでNGのデータになります。

ヌリタシ1

赤丸部分を拡大しますと・・・・。
名称未設定-1 2

違いがわかります?

右側のデータは背景の空の画像をA4サイズ丁度の大きさに配置されたデータ。
それにくらべ、左側のデータは空の背景が、A4サイズよりも一回り大きく配置したデータなんです。

ヌリタシ斜線


上記、赤い斜線部分がいわゆる「ヌリタシ」部分で、
この部分が白場だと不具合なんです。


では・・・・なぜ、不具合かと申しますと・・・。

IMG_0109-塗り足しなし

用紙を断裁機にセットして

やっじるし

断裁する位置が罫線1本分だけ、矢印の方向(外側)にズレてしまうと・・・・

たち残しアップ2

上の画像のように、右側に白く断ち残しが出てしまいます。

拡大すると見えますか?

たち残しアップ

こんな感じで周囲に白場が出来てしまうのです。

たち残し完成


右側が白く残った完成品です。格好悪いですよね~。


ヌリタシというのは、この白く断ち残しが出ないようにする為の処理なのです。


じゃ~なんで、断裁でズレるの~?????

って、なりますよね・・・・そこからは、次回でご説明しますね。

今日はここまでです。



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