「提灯」そして「ボディ提灯」は、とても制振性の高い機構なのですが、
作って走らせてみると大きく3つの問題点が浮上してくると思います。
1:全体的な重量が増えがち
マシンの後ろ側から長いプレートや長いビスを使っている構造のため、
基本的に重量が増加傾向になります。ミニ四駆サイズではこの重量の影響が大きく、
起伏がない平面のストレートやコーナーの速度がやや落ち気味になります。
2:アームが左右にブレがち
長いプレートを使用していますので、ジャンプしてからの着地時や、
連続コーナーが多いと左右に振れて歪んだり、走行中の振動による無駄な動きが発生、
マシンへの負担が大きい傾向になります。
3:フロント上がりリヤからの着地になりがち
提灯の支点(支柱)が後ろ側なので、重量の前後配分が後ろ寄りになります。
そのため、ジャンプしてから着地するまで基本的にフロントが上がりリヤから着地する
という傾向になりますので、マシンの制振が落ち着く前にコーナーに入ってしまい、
コースアウトしてしまったという場面によく遭遇します。
これらを解決すべく、新しく『フロント提灯』という機構が考案されました。
▼提灯がうごくと、こんな感じ。
『フロント提灯』はその名の通り、フロントから提灯を出す構造です。
フロントからなので長いプレートを使用することがありませんので、
走行中に左右に振れることでの歪みやマシンへの負担が軽減されます。
また、提灯の支点(支柱)が前側なので、重量の前後配分が前寄りになることで
「提灯」「ボディ提灯」よりも空中姿勢が水平気味になり制御がしやすくなるのです。
これが発明されて以降、今現在も多くのレーサーが愛用しているこの機構、
「ボディ提灯」からちょっと改造するだけでできちゃいますので、早速作ってみましょう!
〜次回予告〜
さらなる進化を遂げる提灯「ミニ四駆の魅力〜フロント提灯制作編〜」
作って走らせてみると大きく3つの問題点が浮上してくると思います。
1:全体的な重量が増えがち
マシンの後ろ側から長いプレートや長いビスを使っている構造のため、
基本的に重量が増加傾向になります。ミニ四駆サイズではこの重量の影響が大きく、
起伏がない平面のストレートやコーナーの速度がやや落ち気味になります。
2:アームが左右にブレがち
長いプレートを使用していますので、ジャンプしてからの着地時や、
連続コーナーが多いと左右に振れて歪んだり、走行中の振動による無駄な動きが発生、
マシンへの負担が大きい傾向になります。
3:フロント上がりリヤからの着地になりがち
提灯の支点(支柱)が後ろ側なので、重量の前後配分が後ろ寄りになります。
そのため、ジャンプしてから着地するまで基本的にフロントが上がりリヤから着地する
という傾向になりますので、マシンの制振が落ち着く前にコーナーに入ってしまい、
コースアウトしてしまったという場面によく遭遇します。
これらを解決すべく、新しく『フロント提灯』という機構が考案されました。
▼提灯がうごくと、こんな感じ。
『フロント提灯』はその名の通り、フロントから提灯を出す構造です。
フロントからなので長いプレートを使用することがありませんので、
走行中に左右に振れることでの歪みやマシンへの負担が軽減されます。
また、提灯の支点(支柱)が前側なので、重量の前後配分が前寄りになることで
「提灯」「ボディ提灯」よりも空中姿勢が水平気味になり制御がしやすくなるのです。
これが発明されて以降、今現在も多くのレーサーが愛用しているこの機構、
「ボディ提灯」からちょっと改造するだけでできちゃいますので、早速作ってみましょう!
〜次回予告〜
さらなる進化を遂げる提灯「ミニ四駆の魅力〜フロント提灯制作編〜」