はじめまして プリントビズ事業部の鈴木と申します。
5年ぶりにWindowsの新OS「Vista」がでましたネ。
「Aero」とか「ガジェット」とか魅力的なインターフェイスで、乗り換えようかなって思っていたんです。
でも、対応できるマシンスペックがPentium4 2GH以上、メモリ1GB以上(OSだけで500MBを占有するそうです)と結構ハイスペックな要求なので私の“へなちょこ”マシンじゃOS起動さえ危ういとこです。
それと、これは先日フォントメーカーの「モリサワ」さんのセミナーで聞いてきたお話なんですけど、Vistaから文字環境が変わっているんですネ。
抜粋すると
● 「WindowsVista」の文字環境
・Windows上で入力可能な文字数が増加
・122 文字が従来と同—文字コードで字体変更
※Windows Vista(XP)で作成された文書 (MS系 書体利用)をXP(Vista) で開いた場合には、一部の文字で字体の相違が発生します。
・ MS明朝、MSゴシック及びメイリオと AdobeJapan1-X(JIS90)は互換性がない
※Windowsの標準文字セットと印刷業界で利用されているAJ1-x準拠のOpenTypeフォントには互換牲がありません。
●「Windows Vista」と「Windows XP」が混在する環境での対策
・「WindowsVista/XP」のどちらかの標準文字セットに統—した環境作りが必要
※マイクロソフト社からオプションフォントが提供されます。
・データ(テキスト)入稿に関しては、入力環境(Vista/XP)の指定あるいは確認が必要
※特に人名・地名などや字体意識の強い出版物については要注意です。
個人ではあまり問題ない様ですけど印刷関係者にとっては、なんだかややこしくて、大きな問題となりそうです。
私たちプリントビズではアプリケーションの動作問題もあってVistaの導入は今のところ見合わせておりますが、何れ導入する時がやってまいります。
その際は、「こんな問題があるんだ」ということをご理解の上、お客様の環境がJIS90コードなのかJIS2004コードなのかをお伝えいただけますようお願い申し上げます。