紫外線・雨風・破れに強いポスター印刷を作るには?



皆さんは長時間日光の当たるところに掲示してある「色あせたポスター」を見たことはございませんか?これは紫外線によってインキが退色するためにおこる問題です。

紫外線イメージ


また屋外用に貼るポスターとなると、雨や風でボロボロになってしまわないかが心配です。
せっかく作ったポスターが充分な力を発揮できるよう、必要な期間の中では色の退色や破れを極力防ぎたいですよね。そこで今回は耐候性・耐久性ポスター印刷についてのお話です。


1. [紫外線から守る耐侯インキ]



CMYKのインキの内、M(マゼンダ)とY(イエロー)は特に退色しやすい色になります。

耐候インキプリントビズではその2色を耐候インキという専用のインキで印刷することで、通常のインキよりも退色のスピードが遅く、比較的発色の良い状態を保つ事ができます。(※使用される環境・条件によって左右されます。必ずしも退色しないわけではありません。)
コート紙やマットコート紙を使用したポスター印刷では耐侯インキをオプションで追加いただけます。また、スーパーユポを使用した耐候性・耐久性ポスター印刷では標準で耐侯インキでの印刷となります。


2. [雨風・破れに強いスーパーユポ]



ユポは、いわゆる「パルプからできている紙」ではなく、石油由来の合成紙です。水に濡れてもボロボロになりません。

 スーパーユポが選ばれる5つの理由



ユポ紙への印刷 1. 表面がなめらかで美しい
 2. 耐水性がある
 3. 耐久性が通常の用紙に比べると非常に高い
  (手でちぎろうとしてもちぎれませんが、刃物で切り込みを入れると簡単に裂ける特性があります。)
 4. 焼却時に有害物質が発生しない
 5. 筆記特性に優れている
  (※一部、水性ペンや捺印等は適しません)

表面はしっとりした光沢のある感じでコート紙のように発色のよい用紙です。
実際の用紙サンプルも無料でご請求いただけますので、ぜひお手に取ってお確かめください。(手でちぎろうとしてみたり、水に濡らしてみたりしてください!)

⇒ 資料請求フォームはこちら


3. [+P.P.加工のススメ]



耐候性・耐久性をさらに高めるためには、P.P.加工をお勧めいたします!
コート紙・マットコート紙・スーパーユポともに追加が可能で、印刷面に透明フィルムを圧着させる加工です。印刷された表面を保護し強度が増す他、高級感のある仕上がりになります。表面からの耐水性に優れていますので、コート紙・マットコート紙でも安心です。
(注意:P.P.加工は135kg以上の厚さに限定されます。)

PP加工の艶比較


↑艶の感じは上の写真のとおり。真ん中が加工なしで、左右にそれぞれマットP.P.とグロスP.P.を追加した例です。艶の感じで雰囲気がとても変わって見えます!


[プリントビズのポスターの種類]



さて、ポスターには用紙や加工にいくつか種類がございましたが、ご理解いただけましたでしょうか?プリントビズのポスター印刷はあらかじめメニューが分かれていますので、ご使用方法に合ったメニューからご注文ください。

ポスター印刷
 コート紙やマットコート紙対応のポスター印刷。(P.P.加工なし)
 コート紙やマットコート紙対応のポスター印刷。(P.P.加工あり)
 オプションで耐候インキを追加いただけます。

耐候性・耐久性ポスター印刷
 スーパーユポを使用した、耐候インキがセットの印刷。
 P.P.加工オプションもございます。



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