PowerPointの塗り足しを含めたサイズ設定方法
データ制作はまず、制作物の大きさに合わせたドキュメントを設定してから、レイアウト作業を進めてください。(ここで紹介する画像はPowerPoint2007を使用しています。)
(例:PowerPointでA4縦(210mm×297mm)サイズの印刷物を作成する場合)
● パワーポイントを起動し、新規作成を選択します。この時サイズ設定がされていないドキュメントが開きますので、この後サイズ設定をします。
● ページ設定ウィンドウにて、A4(210x297mm)のデータを制作する場合、塗り足しを含め216x303mmのサイズに設定をしていきます。幅、高さはcm表記になっていますので、幅を21.6cm高さを30.3cmに変更してください。スライドのサイズ指定は特に気にする必要はありません。
PowerPointのレイアウトの目安
上記の作業で塗り足し分を含んだ印刷に必要なデータサイズが設定できました。ただ、実際に内容を作っていく際は、切り落とされる塗り足し3mm分を想定して作らなくてはいけません。ここではプラスアルファ、作成時のみ仕上がりラインを入れることで、レイアウト範囲の目安を作る方法を紹介いたします。
● 「挿入」メニューの「図形」から「正方形/長方形」を選択し、適当な四角を配置します。
● 配置した四角を右クリックし「配置とサイズ」を選択します。
● 高さ幅を、塗り足しを含まないサイズで指定(高さ21cm、幅29.7cm)し、「位置」タブに切り替えます。
● 始点終点とも、左上隅が選ばれてる状態で、横位置縦位置とも0.3cmに指定します。
● リサイズされたボックスを選択後、「書式」メニュー内「図形の塗りつぶし」を「なし」に選択します。
↓ これで、仕上り位置にラインが引けました。このラインを仕上りの目安にレイアウトを進める事が出来ます。このラインも印刷時に線として印刷されてしまいますので、レイアウトが終わった際には、この線のみ選択し削除してください。